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クリニックはドクターを中心にした一つの中小零細企業です。勤務医時代と違いご自分とご家族、従業員の方々の安全・安心を守る、経営者としての義務があります。
リスクマネジメントとは、クリニック・診療所を取り巻くリスクを考え、最適な対策を最小のコストで講じて、クリニックの安定的な発展を図るための経営管理手法です。


リスクマネジメントには、不動産に係る経営管理手法が多くあります。インタークリエイツでは開業時のクリニック適地のご紹介はもちろん、開業後の移転や分院立地のご紹介、将来の継承や法人譲渡に関するご相談など、不動産に繋がる対策を積極的に取り組んでいます。

対策時期	不動産分野のマネジメント	対　策
開業時	開業立地調査	・街なみ分析（住民特性・将来性） ・診療圏調査（外部データ）
開業後	事業診断	・貴クリニックの立地分析 ・分院、増床適地の相談 ・集患マッピング ・ホームページ対策
継　承	継承・譲渡・相続	・相続シュミレーション ・資産の整理・交換・置換 ・不動産活用 ・法人継承・譲渡

不動産に関するご相談は、お気軽に左のメールボタンから株式会社インタークリエイツにお問合せください。（初回相談費用は無料です。）


開業時に不動産オーナーが提携されている一般的な火災保険に加入されていることと思いますが、クリニック・医療施設ならではの事故に備えた保険もありますので、ご参考になさってください。

リスク	特徴的な事故の種類	対応する保険の種類
建物設備	・医療施設に火災、焼失 ・台風・水害による施設の破損 ・道路に面したガラスの破損 ・電気的機械的な事故	・火災保険・地震保険 ・店舗総合保険 ・営業継続費用保険 ・動産総合保険 ・機械保険 ・自動車保険
対人	・医療訴訟 ・施設内での転倒、けが ・食事の提供に伴う食中毒の発生 ・個人情報の流出	・医師賠償責任保険 ・施設賠償責任保険 ・生産物賠償責任保険 ・個人情報漏洩保険
労務	・業務中の事故によるケガ ・ドクターの病気による休診 ・ドクターの死亡による閉院	・労働災害総合保険 ・所得補償保険 ・医療保険、ガン保険 ・団体信用生命保険 ・逓減定期保険 ・終身保険

以下に簡単な損害保険の説明をしていますが、弊社は専門ではありませんので、詳細は各保険の専門家の方に問合せくださいますようお願い致します。 （一部、情報が上手く集められなくて説明できてない保険もあります、専門家の方で弊社にアドバイスをしてくださる方がありましたら、メールをお待ちしています。）

大分類	保険名称	保険の概要
損害保険	店舗総合保険	火災・落雷など火災保険の対象になる損害に加え、自動車の飛び込みなど外からの物体の落下・飛来・衝突、盗難、水災、騒じょうによる損害などを補償します。
	動産総合保険	動産総合保険とは、事業用の什器・備品、機械、器具、商品または家財などの動産を対象とした総合保険です。運送中や使用中の破損や盗難など、偶然な事故による損害を補償します。
	機械保険	保険の対象となっている機械設備・装置が偶発的な事故によって損害を受けた場合に、復旧修理費を補償します。
	営業継続費用保険	火災・落雷など火災保険の対象になる損害によって、営業の継続が困難になった場合に、仮店舗や仮事務所の費用、緊急仕入れに伴う割高費用など、通常要する費用を超過する部分を補償する保険です。
	施設賠償責任保険	施設の所有者・管理（占有）者が負担する恐れのある賠償リスクや、業務遂行中の事故に起因して負担する賠償リスクをカバーする保険です。
	医師賠償責任保険	医療行為で職業上相当な注意を怠ったことにより、患者の身体に障害等が発生し、病院・医院が法律上の損害賠償責任を負った場合の賠償リスクをカバーする保険です。
	個人情報漏洩保険	個人情報が漏洩したことによって発生する、損害賠償金の支払いや、社会的信用の低下を防ぐためにする、広告掲載などの費用負担等のリスクをカバーする保険です。

生命保険　主契約３つの基本形

主契約	イメージ図	「交益財団法人生命保険文化センター」より
養老保険		・保険期間は一定で、その間に死亡したときは死亡保険金が、満期時に生存していたときには満期保険金が受取れます。 ・死亡保険金と満期保険金は同額です。
定期保険		・保険期間は一定で、その間に死亡した場合のみ死亡保険金が受取れます。満期保険金はありません。 ・「定期保険」は多くの生命保険会社で更新制度があります。（無い場合もあります。） ・保険金額が減っていく逓減定期保険や、増えていく逓増定期保険もあります。
終身保険		・定期保険と同様に死亡した場合のみ、死亡保険金が受取れます。保険期間は定期保険と異なり一定ではなく、一生涯死亡保障が続きます。満期保険金はありません。 ・保険料の払い込みを一生涯払い続ける終身払い込みタイプと、一定期間または一定年齢で終了する有期払い込みタイプがあります。

生命保険の加入目的
■個人の場合：遺族保証、教育資金、老後資金、相続対策、連帯保証対策（借入金）など

■法人の場合：退職金財源、連帯保証対策（借入金）、福利厚生（従業員退職金）、事業保証など

保険契約を検討する場合のポイント
■契約形態：【契約者・被保険者・受取人】

■保険会社毎の特徴：【変換権・期間短縮・期間延長】


保険以外のリスクマネジメントイメージ



以下、製作途中の内容になりますので、順次追記するようにしたいと思います。20150105